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会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん

Breeding farmer

会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
村田牧場
村田さん / 旭市琴田

全国転勤のある会社員を辞めて、和牛の繁殖農家として新規就農をされた村田さんは、奥様と8歳と5歳になる2人のお子さまの4人で暮らしています。

会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
Q1.

旭市に住み始めてどれくらいですか。
移住のきっかけは。

2021年4月に移住しました。もうすぐ2年になります。千葉県内で牛を飼える場所を探していたら、知人に今の場所(旭市)に空き牛舎があるのをみつけてもらい、譲っていただけることになったため移住しました。

住まいは市内の東総リビングプロジェクトという団体に所属されている地元の工務店さんが建てた家を購入。移住の際は、旭市の「定住促進推奨金制度」も利用してとても助かりました。

*旭市定住促進奨励金
旭市外から旭市内へ定住する意思をもって住宅を取得し転入した方に、最大150万円の奨励金を交付する制度。

会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
Q2.

今の職業に就いた
経緯などを教えてください。

もともと私は全国転勤のあるサラリーマンをしており、妻は千葉県内で働いていました。子どもが産まれたときに考えたことは、単身赴任ではなく家族みんなで過ごしたいということ。そこでわたしが会社員を辞め、前々から夢であった牛飼いをしようと決めました。

会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
Q3.

就職するために
どのような準備をしましたか。

会社員を辞めた後は、まずは独立支援もしてくれる牧場の従業員として、いすみ市で6年間働きながら飼養管理と繁殖技術、重機の操作など、牛飼いに関する技術や知識を得ました。その間に千葉県内で独立して牛飼いができる場所の情報を集めました。旭市での新規就農に関しては新規就農ガイドを基に、農水産課の方になんでも相談しました。今でもとても親身になっていただいています。

雌牛8頭、子牛10頭でスタートして2年が経過しましたが、いまでは雌牛30頭と子牛18頭になりました。これも一重に農水産課の方々や地元の農協(JAちばみどり)さん、海匝農業事務所さんなど周りの方々のご協力のおかげです。ありがとうございます。

*旭市新規就農ガイド
旭市農水産課では就農に関するご相談を承っております。農場見学、農業体験も随時企画しており、宿泊費の一部助成も行っています。

会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
Q4.

旭市に住んでみて
よかったことは何ですか。

市内には畜産農家がとても多く、お世話になっている牧場からは、牛のエサとなる稲わらをわけていただいたり堆肥処理を助けていただいたりと非常に助かっています。また、妻の実家(東京)ともそれほど離れていないので、よく行き来することができるので嬉しいです。

会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
Q5.

これから旭で生活しようとする人にメッセージを。

就農を考えている方にはもちろんですが、都心方面に勤務されている方にも、通勤も可能な場所ですし、テレワークも増えてきていると思いますので、働きながらも自然の中で子供をのびのび育てたい方などにはとても良い場所ではないかなと思います。

会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
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会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
会社員から和牛繁殖農家へ:村田さん
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Q 旭市でお気に入りの場所は。

温泉です。休みの日にはよく子供たちと入りに行きます。温泉のバラエティも豊かで楽しみの一つです。あとは旭市には農家さんが多くて海も近く、食肉公社もあるので食べ物がどれも新鮮でおいしい。個人でやられている飲食店に家族で外食することも楽しみです。

Q 地域とのつながり方は。

住宅を購入した場所は分譲地のため、周りには同じ年頃の子どもを持ったご家族が多いです。みなさん気さくで話しやすいご家族なので、地域の方々にも恵まれていると感じています。