<移住・定住者座談会> 旭の魅力を語ろう「ずっと住み続けたいまち 旭」/旭市在住
旭の魅力を語ろう
「ずっと住み続けたいまち 旭」
〇Tomomiさん(鎌数)
新潟県出身・ダンスインストラクター 平成29年10月に移住。結婚前は東京のダンススタジオに勤務し、旭市でもダンスの仕事…
―いろいろな都市の中で、移住先に旭市を選んだ理由は何ですか?
Miho 私は四街道市出身で、2016年9月に旭市に移住してチアダンススタジオを立ち上げ、インストラクターをしています。旭市を選んだのは親戚や知り合いが多かったから。そもそもスタジオを立ち上げたのも、旭市に住むいとこの子どもにチアを教えて「もっと練習して発表できるようになりたい」と言われたのがきっかけです。
有馬 私は横浜市出身で、大学以降はずっと東京で暮らしていました。あるとき、週末に東京から匝瑳市に通って米作りをするプロジェクトに家族で参加したんです。ちょうど長男が生まれて家を持とうと検討していた時期で、せっかく建てるなら広くて自然がある所がいいねと夫と話をして、2015年3月に旭市に引っ越してきました。
豊嶋 出身は宇都宮市で、大学以降は東京で暮らしていましたが、前々から子どもが生まれたら田舎で育てたいと考えていました。旭市には妻の実家があって親戚もたくさんいますし、豊かな自然環境は子育てにも良いと思い、2014年7月、長女が5歳のときに移住しました。
―子どものころから旭市に長く住んでいらっしゃる皆さんにもお伺いします。
宮﨑 私は高校を卒業後、とにかく「都会に出たい」というだけの理由で東京に就職したのですが、いざ東京で暮らし始めると、楽しいながらも「いつかは帰りたい」という気持ちが芽生えました。その気持ちが大きくなったとき、旭市で美容師をしている叔母が「帰ってきてうちの店で美容師をやらない?」と声を掛けてくれて。「手に職をつければ生活していける」と思って24歳で美容専門学校に入り、旭市に帰るため美容師になりました。2016年10月にUターンし、今は嫁ぎ先で美容師をしています。
榎本 私の場合、生まれは八日市場市(現匝瑳市)で、小学校5年生まで浦安市に住み、小学校6年生から旭市で暮らしています。都会の人ごみが苦手なので、旭市に住んでいて良かったと、大人になってから思うようになりました。都会に比べると、コンビニに駐車場があるとか(笑)、ささいなところで便利だなと感じます。やはり旭市が一番住みやすいですね。
菅谷 私は干潟地域で生まれ、旭市から一歩も出ずに暮らしてきました。人と接するのが苦手なので、都会に住むことは考えたこともありません。生まれ育った干潟地域は本当に田舎で、旭地域でさえ私にとっては都会です(笑)。夫も干潟地域出身だし、住みやすいから旭市に住み続けています。今は夫の実家の苗木農家を手伝っています。
―実際に生活して、旭市の住み心地はいかがですか?
豊嶋 東京に比べて夏は暑すぎず冬は寒すぎず、気候が温暖で住みやすいですね。子育ての面では、浜辺での宝探しや公民館でのミュージカルなど、無料で子どもが参加できるイベントがいろいろあって恵まれた環境です。
宮﨑 子どものころは、交通の便が悪くてどこへ行くのも大変でしたが、大人になって自分で車を運転できるようになってからは支障なく生活できています。何より、田舎の雰囲気はやっぱり良いですね。
Miho 知り合いからよく野菜をいただきます。「せっかくだから、すぐ料理しよう」という気持ちになりますし、知っている人の畑で取れた野菜だと思うと一層美味しく感じますね。それから旭市はイベントやお祭りが盛りだくさんで、地元の皆さんが人生を楽しんでいるなと感じます。私が好きなのは花火大会。都会の花火大会は駅から会場まで人ごみで埋まるイメージですが、飯岡の花火大会は海岸にレジャーシートを広げてのんびり楽しむことができます。
有馬 私もMihoさんと一緒で、野菜が新鮮で安くて美味しくて、それがすごく嬉しいですね。よく移住の特集で「田舎の人はよそ者に優しくない」と言われたりしますが、旭市ならその心配はありません。引っ越して来たら、ご近所の皆さんは良い人ばかり。次男が生まれてすぐのころ、お隣さんに次男を預かってもらって歯科医院に駆け込んだことがありました。そういう急なお願いも快く引き受けてくれます。それから道も、公園も、家も広くて伸び伸び暮らせるのも良いですね。
―地元の皆さんは、移住者の方のお話を聞いていかがですか。
菅谷 共感できたのは、野菜が美味しいこと。お米もとびきり美味しくて、私は実家で作ったお米を食べて育ちました。ご飯が美味しいのは幸せだなと思います。
榎本 ご近所や知り合いから野菜をいただくというのは、みんながやっていることで、そこから近所付き合いがつながっていきます。だから、道で知らない人とすれ違っても自然に挨拶ができる。それはすごく良いことだと思います。
宮﨑 スーパーで買い物をしているときも、知らないおばちゃんとうちの子がおしゃべりを始めたり(笑)。
豊嶋 東京ではお店のお客さんには丁寧な言葉遣いをするものだというイメージがありましたが、こちらではむしろ丁寧で堅苦しい話し方じゃないほうがコミュニケーションを取りやすい。そこは面白いですね。
―住んでいるからこそ分かる、知ってほしい「旭市の宝」は何ですか?
Miho 海が近くて癒されますね。仕事や生活でストレスを感じて癒しを求めている人に「一度来てみて」とお誘いしたいです。
榎本 確かによく「海に近くていいね」と言われるし、友人たちは海に来たがります。でも、近いとありがたみが薄くて、あまり意識していませんでした。
有馬 農業が盛んで、農業産出額が全国6位と聞いて驚きました。畜産も豚肉が全国2位!すごいですよね。
菅谷 そんなふうに思ってもらえるのかと、改めて感じました。私にとっては、地元産の野菜やお肉がたくさんあって、美味しいのは子どものころから当たり前だったので。「旭市はすごい」と感じるようになったのは実は最近です。
宮﨑 東京の友人が子どもを連れて遊びに来たとき、旭市は何もないようで実は行く所がたくさんあると気づきました。嫁ぎ先では牛を飼っていますが、牛舎を見るのも子どもたちには良い刺激になるようです。行こうと思えば近くに養鶏場や養豚場もあるし、広大な畑もある。一本道の周り全部が田んぼという景色だって、都会では見られません。
榎本 文化の杜公園の芝生広場も驚くほど広い。地元にいるとそのすごさに気付かないけれど、そこに子どもと行くだけで、ボール遊びをしたり走り回ったり、何でもできます。
豊嶋 私は成田空港に近いのが魅力だと思います。宇都宮近辺には空港がないので、旅行でせっかく安いチケットをとっても、空港の近くに前泊しなければなりませんでした。でも旭市からはすぐ成田空港へ行けます。
―これから旭市への移住やUターンを考えている皆さんにメッセージをお願いします。
有馬 自然が多く、子育てには最高の環境です。都会では保育園を探すのが大変ですが、旭市には待機児童がおらず、希望すれば何歳からでもすぐ入園できますよ。
Miho とにかく一度、来ていただくことをお勧めします。来れば必ず旭市の魅力を実感できます。
宮﨑 個人的には、東京にいたときよりも旭市の生活の方が充実しています。周りに手を貸してくれる人がたくさんいるので、時間にも心にも余裕ができました。皆さんにも旭市で、ゆったりとした時間を味わってもらいたいと思います。
豊嶋 肉も野菜も果物も美味しくて、お裾分けも多い。旭市は良いところなので、ぜひ一度来てください。
菅谷 旭市の人は優しくて、子どもたちも地域の人と自然に触れ合いながら成長していきます。旭市に来ていろいろ見たり体験したりすれば、本当の良さが分かります。
榎本 都会が好きな人もいれば、田舎が好きな人もいるでしょう。旭市への移住を考えるのは、田舎の雰囲気が好きな人だと思います。海が好きとか、静かなところが好きとか、そういう気持ちがあれば、一度来てほしいと思います。
移住してきた方の声を聞いて、長年この場所に住んできた人たちも改めて感じる「旭市暮らし」の魅力。そんな旭市ならではの良さをこれからもより多くの方に体感していただけるよう、旭市ではさまざまな取り組みを行ってまいります。旭市での暮らしにご興味のある方はぜひお気軽にお問合せください。
移住を検討されている方、旭市の地域おこし協力隊がご相談を承ります。オンラインでの気軽な相談から、旭市での生活ルートを一緒に巡ることまで、あなたの希望に寄り添った、親身な対応を心がけています。
Living in Asahi Time.
<まちづくり座談会> 移住者×地元出身者に聞くリアルな「旭市の暮らし」/旭市在住
〇豊嶋 陽介さん(ロ)
栃木県宇都宮市出身・金物店勤務:2014年7月に移住し、その後も2年半東京へ通勤し退職。2017年から妻の実家が営む店に勤務。
〇Mihoさん(東足洗)
千葉県四街道市出身・チアダンス&ヨガインストラクター:2016年9月に移住。「旭市でチアを広めたい!」とダンススタジオを経営。ヨガのレッスンも実施。
〇有馬 裕香さん(井戸野)
神奈川県横浜市出身・料理教室運営:匝瑳市での米作り体験を機に、子育て環境が気に入り2015年3月に移住。自宅で料理教室を開く。
〇菅谷 知里さん(新町)
旭市出身・農業:旭市で生まれ育ち、これからも旭市を出たくないという根っからの旭人。夫の実家の苗木農家を手伝っている。
〇榎本 宜靖さん(ハ)
旭市出身・自営業(米穀業):八日市場市で生まれ、浦安市で育ち、小学6年生で旭市に移住。趣味のバレーボールに熱中している。
〇宮㟢 由美子さん(萬歳)
旭市出身・美容師:高校を卒業後、東京で就職して18年間働く。美容師の資格を取り、2016年10月にUターン。
<移住・定住者座談会> 旭の魅力を語ろう「ずっと住み続けたいまち 旭」/旭市在住
〇Tomomiさん(鎌数)
新潟県出身・ダンスインストラクター 平成29年10月に移住。結婚前は東京のダンススタジオに勤務し、旭市でもダンスの仕事…